UMKテレビ宮崎の開局50周年記念ドラマ「ひまわりっ～宮崎レジェンド～」の放送開始日が6月1日に決定した（月～金曜午後6：45。「UMKスーパーニュース」内で放送）。同局が初めて制作する連続ドラマが、朝ドラならぬ“夕ドラ”としてベールを脱ぐ。
同作は、人気漫画家・東村アキコ氏の「ひまわりっ～健一レジェンド～」が原作で、宮崎が舞台の“超ローカルコメディー”。主人公・林アキコ（平祐奈）が、突拍子もない言動で周囲を困惑させるマイペースな父・健一（高橋克典）と、植物にやけに詳しい超天然な彼氏候補・健一2号（井上祐貴）に振り回されながらも漫画家を目指す姿を描く。東村氏いわく「悲しいけれど、ほぼ実話」だそう。
見どころはなんといっても、原作ファンの期待を裏切らないキャラクターの再現度の高さだ。特に、2月に行われた記者会見で、破天荒な父・健一を演じた高橋について平が「尊敬してます！」と目を輝かせるほどの見事な再現ぶり。NHK大河ドラマ「麒麟がくる」（日曜午後8：00ほか）で見せた重厚な演技とのギャップ（!?）にも注目だ。
また、放送以外に民放公式ビデオポータル・TVerと、フジテレビ公式動画配信サービス・FODでの配信が決定。6月8日から毎日1話ずつ視聴でき、テレビ宮崎の放送エリア外でも楽しめることになった。
宮崎弁が飛び交い、宮崎名物の食べ物や場所、宮崎出身者が多数登場するという、これまでになかった“宮崎スタンダード”満載のローカルコメディー。暗い話題が多い世の中に、“笑い”という光を届ける作品となりそうだ。
