リウボウストア県内で移動スーパー事業 とくし丸と提携、8月以降稼働

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 リウボウストア(那覇市、糸数剛一社長)は12日、全国で移動スーパーを展開するとくし丸(徳島県、住友達也社長)と業務提携したと発表した。今後、販売業務を担う「販売パートナー」(個人事業主)を募集し、地域の需要調査をした上で、サービスエリアを決定。8月以降のサービス開始を目指している。

 とくし丸は提携する地域のスーパーマーケットと契約した販売パートナーが、顧客のニーズなどを踏まえて選んだ生鮮商品を含む約400品目1200点の商品を、冷蔵機能を備えた軽車両で週に2回、顧客の自宅前まで訪問し販売する。

 買い物難民という社会課題を解決すると同時に、地域のスーパーマーケットの利益や地域の雇用を創出するというビジネスモデルが評価され、総務省の「ふるさとづくり大賞」を受賞している。

 沖縄を除く46都道府県でサービスを展開。4月末現在、スーパーマーケット127社と提携、車両526台が稼働している。リウボウストアとの提携で、全都道府県でサービスを実施することになる。

 粗利の30%をスーパーマーケットと販売パートナーで分け合うほか、顧客からは1商品ごとに10円を上乗せして徴収し、スーパーマーケットと販売パートナーで5円ずつ分けるという仕組みで、販売パートナーの日販平均は10万円を超えている。

 リウボウストアの担当者は「買い物弱者を救うという理念に共感した。県内も高齢化が進んでいる上に公共交通機関が少ない。買い物弱者が多く存在し、今後も増えることが見込まれる。そのニーズに応えていきたい」と話した。

 とくし丸は販売パートナーを募集しており、オンライン事業説明会を開催している。