軟骨伝導補聴器の新型モデル 「HB-A2CC」 を発売

~軟骨から音を伝える補聴器に、チャイルドロック機能やワイヤレス機能等を搭載~

2020年5月19日
リオン株式会社

2020年5月19日

~軟骨から音を伝える補聴器に、チャイルドロック機能やワイヤレス機能等を搭載~軟骨伝導補聴器の新型モデル 「HB-A2CC」 を発売

リオン株式会社(本社:東京都国分寺市、代表取締役社長:清水健一)は、耳の軟骨部に振動を与えて聞こえを補う軟骨伝導補聴器の新型モデル 「HB-A2CC」 を、2020年5月20日に発売します。

軟骨伝導補聴器は、外耳道閉鎖症や小耳症などにより、一般的な補聴器の使用が難しい方に向けて開発された、軟骨から音を伝える新しいタイプの補聴器です。

このたび発売する軟骨伝導補聴器 「HB-A2CC」 は、2017年11月に当時世界初となる補聴器として発売した軟骨伝導補聴器 「HB-J1CC」 の新型モデル。当社の主力補聴器であるリオネットシリーズの機能を搭載し、デザインは同シリーズ同様に使いやすくスタイリッシュなデザインです。従来機種と比べて、大幅なグレードアップを果たしました。

リオンはこれからも、お客様に快適な 「聞こえ」 をお届けすることを使命に歩んでまいります。

■ 軟骨伝導補聴器について

軟骨伝導補聴器は、イヤホンの代わりに振動子を耳の軟骨部に装着し、増幅した音を軟骨部に振動を与えて聞こえを補う補聴器です。

これまで、一般的な補聴器の使用が難しい方(外耳道閉鎖症や小耳症の方など)は、ヘッドバンド型やメガネ型などの骨導補聴器や、手術を必要とする埋め込み型骨導補聴器を使用していましたが、軟骨伝導補聴器は、身体への負担が少ない新しいタイプの補聴器となります。

■HB-A2CCの主な特長

➀デジタル信号処理ユニット「リオネットエンジン」を搭載

・当社の主力補聴器リオネットシリーズの特長である、デジタル信号処理ユニット 「リオネットエンジン」 を搭載し、原音に忠実な音作りを目指しました。出力までの時間が短く、違和感の少ない自然な聞こえを実現します。

➁乳幼児にも安心なチャイルドロック機能を搭載

乳幼児の電池の誤飲を防止する「チャイルドロック機能」を搭載。乳幼児にも、安心して補聴器をお使いいただけます。

➂ワイヤレスアイテムにも対応

補聴器とつながるAndroidスマートフォンアプリ(無料)を使用することで、ボリューム調整、メモリー切り替えなどが可能に。補聴器を紛失した際の推定位置を表示することもできます。

・離れた場所の音声を補聴器に直接届けることが可能です。学校の授業や会議での聞こえを快適にするワイヤレスアダプター(別売)や、持ち運びに便利なコンパクトタイプのスティックリモコン(別売)にも対応します。

■製品情報

※実際の電池寿命は、補聴器の機能、調整、使用環境などの影響により異なります。

7色のカラーバリエーション

■軟骨伝導補聴器の購入方法について

軟骨伝導補聴器の購入には、指定医療機関の受診が必要です。2017年発売時の指定医療機関は全国で9カ所でしたが、販売開始以来多くの反響をいただき、現在(2020年5月19現在)は全国88ヶ所にまで拡大しています。なお、リオネット補聴器WEBサイトでは、掲載許可をいただいている指定医療機関について、一覧を公開しています。

(軟骨伝導補聴器の詳細はリオネット補聴器WEBサイトにて公開しています)

URL:https://www.rionet.jp/product/all/hearingaid/ccha/index.html

【本件に関するお問い合わせ先】

リオン株式会社 (URL:https://www.rion.co.jp/

担当:IR広報課 矢嶋

TEL:042-359-7830