米民主バイデン氏、新型コロナ対策をウォーレン氏と協議

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[ワシントン 18日 ロイター] - 米大統領選で民主党の候補指名を確実にしたジョー・バイデン前副大統領が、かつてライバルだった同党のエリザベス・ウォーレン上院議員と定期的に連絡を取り、新型コロナウイルスの流行を巡り公衆衛生対策や経済対策について協議している。

民主党左派のウォーレン氏は大統領選ではバイデン氏を批判していたが、その後、指名争いから撤退。バイデン氏への支持を表明した。

バイデン氏の顧問によると、2人は多くの問題で意見が一致しているという。

例えばバイデン氏は最近、貧困層を支援するため、学生ローンの返済を一部免除するというウォーレン氏の提案を支持。新型コロナの流行で打撃を受けた米国経済の「構造改革」を目指すウォーレン氏に同調する姿勢も示した。

バイデン氏は11月3日の大統領選で現職のトランプ大統領と対戦する見通し。副大統領候補には、ウォーレン氏のほか、カマラ・ハリス上院議員やエイミー・クロブチャー上院議員の名前が挙がっているとみられている。

ウォーレン氏は3月に民主党の候補指名争いから撤退。関係筋によると、その後は、ほぼ毎週のようにバイデン氏と電話で話をしており、新型コロナの流行を巡って公衆衛生政策や経済対策について議論しているという。

バイデン氏のスポークスマンは「バイデン氏はウォーレン氏同様、一貫して企業ではなく勤労世帯の味方だった」と述べた。

ウォーレン氏の事務所はコメントを控えている。

ただ、バイデン氏は、ウォーレン氏が提案した国民皆保険制度や富裕税などについては、反対する姿勢を崩していない。