印IT大手ZOHOと提携 亀山電機

ゾーホーが提供するアプリケーション(亀山電機提供)

 制御システムの亀山電機(長崎市)はインドのソフトウエア開発大手ゾーホーと正規パートナー契約を締結した。九州では初事例。企業のIT化や業務効率化をサポートするクラウド型ソリューションサービスを提供し、働き方改革の推進に貢献する。
 ゾーホーは40種類以上のアプリケーションを提供し「低料金」をうたう。亀山電機は主に顧客管理、勤怠管理、会計管理の3アプリを代理販売するほか、顧客の用途に応じたカスタマイズ、メンテナンスも担う。各アプリを連携させれば、勤怠管理のデータを会計管理で集計したり、顧客管理で作成した請求データを会計管理に取り込んだりできる。
 このうち顧客管理アプリ「ゾーホーCRM」は、ウェブサイト閲覧などの顧客データを自動的に蓄積。新規開拓から商談、受注、関係構築まで、事業の収益につながるデータを一元管理する。会計管理アプリ「ゾーホーBooks」と連携すれば見積書や請求書が発行できる。

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