新型コロナウイルスの感染防止用品が不足する中、衣類用プリントネームやタグ製造販売の「ナビック」九州工場(多良木町)が1枚100円(税別)の使い捨てフェイスシールドを販売している。
新型コロナの影響で本業の売り上げが落ち込む中、4月29日に販売を開始。本社のある東京・江東区役所で採用されたのをはじめ、これまで全国7事業所で計4千枚余りを納品した。
製造は取引先に依頼。縦23センチ・横30センチのポリプロピレン製で、眼鏡やマスクも同時に装着できる。「飛まつ感染リスクの高い医療や接客の現場などで使ってもらえれば」と篠原広典管理部長。販売は100枚単位。同工場TEL0966(42)6470。
(坂本明彦)
熊本日日新聞 2020年5月13日掲載