お馴染みの鷹マークを廃止したのはグローバル化が理由?
現行型(3代目)は日本専用車だったトヨタ ハリアーだが、今回の4代目ハリアーは世界でも発売されることがわかった。
北米で5月18日に発表された新型ヴェンザは、先代のステーションワゴンとSUVのクロスオーバースタイルから一転、スタイリッシュな都会派のSUVへ一新する。写真でご覧の通り、新型ハリアーそのものだ。
新型ハリアーは、これまで3世代に渡り継続してきたハリアーの象徴、鷹のマークのロゴを廃し、トヨタマークに変身していたことも話題を呼んでいたが、新型のグローバル化もひとつの理由だったことがわかる。
ハイブリッドシステムの効率を最適化する仕掛けも
トヨタ 新型ヴェンザ2021年モデルは、エレガントなデザイン、先進性、そして快適性を融合させたニューモデル。2.5リッター+THS-IIハイブリッドと4WDの組み合わせのみの設定となる。北米生産ではなく、日本からの輸出モデルとなる模様だ。
12.3インチのタッチスクリーン式大型センターディスプレイや、9スピーカーのJBLプレミアムオーディオシステムなどを備えた豪華仕様となっている。
また新型ヴェンザに搭載されるPredictive Efficient Drive (PED) と呼ばれる新機構についても明らかにされている。
これはナビゲーションシステムを活用しドライバーの運転習慣や道路状況を学習し、ハイブリッドシステムのバッテリー充放電を最適化させるもの。おそらく日本仕様のハリアーにも搭載されるだろう。ただでさえ低燃費のハイブリッド車がさらに高効率になるのだから素晴らしい。詳しい発表を待ちたいところだ。