AI・画像認識サービス「タクミノメ」新しく月額20万円のライトプランを提供開始

2020年5月19日
株式会社ALBERT

【ALBERT】AI構築でアフターコロナの業務効率化や生産性向上を後押し
AI・画像認識サービス「タクミノメ」新しく月額20万円のライトプランを提供開始

株式会社ALBERT(アルベルト、本社:東京都新宿区、代表取締役社長兼CEO:松本壮志、以下ALBERT)は、2020年5月19日、AI・画像認識サービス「タクミノメ」の一部サービスである画像認識AI構築ツール・アノテーションツールについて、月額20万円で利用可能なライトプランの提供を開始します。また、画像認識AI構築ツールには、従来の「画像分類」「異常検知」に加え、新機能となる「物体検出」「領域検出」を追加します。さらに、新サービス「画像生成サポート」の追加提供を開始します。

■AI・画像認識サービス「タクミノメ」

ALBERTは、2018年10月より画像データを活用したAI・画像認識サービス「タクミノメ」を展開しており、データサイエンティストによるプロジェクトの支援や、自社で手軽に画像認識AIを構築できるツールの提供、アノテーション(画像へのタグ・ラベル付与)の支援等、画像認識における様々な課題を解決するサービスを提供しています。

画像データの活用需要は、製造工場における不良製品の検知や建造物の異常検知、医療分野での病理診断等多岐にわたります。また昨今では、新型コロナウイルス感染拡大をきっかけに、適切にAIを活用することによる業務の効率化や、人とAIの協働による生産性の向上等が重視され始めています。ALBERTには、これまで製造・建築・インフラ・流通・医療等幅広い分野において「タクミノメ」の提供やこれを活用したプロジェクトの実績があります。

①月額20万円で利用可能なライトプランを提供開始

「タクミノメ」の一部サービスである画像認識AI構築ツールは、学習を支援するソフトウェアと構築済みアルゴリズムの推論を実行するソフトウェアで構成され、直感的なGUI(グラフィカルユーザーインターフェース)により簡単に操作可能です。ALBERTが蓄積してきた知見・ノウハウを組み込んだ機能により、高精度のAIを構築することができます。

また、同じく一部サービスであるアノテーションツールは、保有画像から高品質かつ効率的に教師データを作成できるツールです。効率的にアノテーションを実施するための多彩な機能や管理ダッシュボードが搭載されています。
今回、画像認識AI構築ツールとアノテーションツールを対象とした、月額費用20万円、初期費用50万円で利用可能なライトプラン*1の提供を開始します。ライトプランの月額費用には画像認識AI構築とアノテーションのライセンス費用とヘルプデスク利用費用*2が含まれます。画像認識AI構築はもちろん、アノテーション、デプロイ(システムを利用可能な状態にすること)の実施が可能で、直観的なGUIで簡単にAIを構築することができます。

*1 ライトプランはGUIのみの提供で、CLI(コマンドラインインターフェース)の提供は対象外です。CLIの提供をご希望の方はプロフェッショナルプランとなりますので、別途お問い合わせください。また、ライトプランで学習に使用できるGPUは1つです。

*2 ツールの使い方に関する問い合わせにヘルプデスクがお答えします。

②新機能「物体検出」「領域検出」を追加

画像認識AI構築ツールに、従来の「画像分類」「異常検知」に加え、新機能となる「物体検出」「領域検出」を追加します。「物体検出」「領域検出」の追加により、例えば、建築業における建造物のヒビ検知や劣化診断等において、目視検査の工数削減による時間短縮・人手不足解消や、技能スキルの標準化・平準化等、様々な課題を解決する画像認識AIを自社で手軽に構築することができます。

※画像認識AI構築ツールの新機能となる「物体検出」「領域検出」は、ライトプランの提供範囲に含まれます。

③新サービス「画像生成サポート」を提供開始

画像データの活用需要が高まる一方、画像認識AI構築にはある程度の量の画像データが必要となりますが、「画像認識の対象となる製品の不良品がほぼ存在しておらず、不良品の画像が少ないため画像認識AIを構築できない」「保有している少ない画像を活用して画像を水増しすることで画像認識AIを構築したいが、生成技術がない」といった悩みを持つ企業は少なくありません。

そうした悩みを解決するため、今回、「タクミノメ」に画像生成をサポートする新サービスの提供を開始します。これにより、不良品等の画像が少ない場合にも、ALBERTのノウハウを凝縮した画像生成技術により、AI構築まで見据えた上で、構築に適した画像の生成が可能です。