【新型コロナ】院内感染発生の小田原市立病院 新たに医師の感染確認

小田原市立病院

 新型コロナウイルス感染拡大を巡り、小田原市は19日、院内感染が発生している小田原市立病院で、新たに1人の感染が確認されたと発表した。軽症で、感染経路は不明という。

 市によると、救急科の50代の女性医師で、医師の感染は同病院で初めて。3月ごろから、感染が疑われる救急搬送患者の診察などを行っていたという。

 5月13日に発熱があったが勤務を続け、18日に倦怠感を覚えPCR検査を受けた。

 女性医師は、多い日は10人程度の感染疑いの患者を診察。防護服などの感染症対策は行っていた。

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