【新型コロナ】県内で新たに8人の感染を確認 医師や看護師、警察官

 新型コロナウイルスの感染拡大を巡り、県内で19日、男女8人の感染が新たに確認された。うち5人が感染経路不明。集団感染が起きている病院の医師らのほか、県警伊勢佐木署員の感染も判明した。

 横浜市では、20~70代の男女4人の感染が明らかになった。うち3人は聖マリアンナ医科大横浜市西部病院(同市旭区)の30、40代の女性看護師2人と入院中の70代男性。同病院の感染者は78人になった。市は18日に続いて同病院を立ち入り調査し、防護具の着脱方法や看護師らが共用する電子端末の消毒などが不十分として指導したという。

 県によると、小田原市立病院でも50代女性医師(座間市居住)の感染が判明した。医師の感染は初めてで、救急搬送された感染疑いのある患者の診察に当たっていた。同病院の感染者は患者15人を含め32人になった。

 伊勢佐木署員は留置管理課所属の30代男性巡査長(同)。同署の感染者は3人目で、県警職員の感染は8人となった。

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