「より安全に」「スマートなデザイン」に進化! 一部改良前後のハイエースを比べてみた【新旧比較】

トヨタ ハイエース 新旧比較

エクステリア・インテリア比較

サイドドアミラー形状変更し、視認性を向上

トヨタ ハイエース 一部改良モデル 2020.4
トヨタ ハイエース 一部改良前 2017.11

アウタードアミラーがグランエースと同じデザインの大型に変更となった。 また、DXに採用されていたフェンダー付けの後方ミラーが廃止となり、ドアミラーが統一された。

※直前直左のミラーもS-GLとDXが統一され、同じフェンダー付けのミラーが装備される。

ミリ波レーダーを下方移設によりグリル形状を変更

トヨタ ハイエース 一部改良モデル 2020.4
トヨタ ハイエース 一部改良前 2017.11

ミリ波レーダーのセンサー縮小化に伴い、フロントグリルの意匠変更が行われた。

オプティトロンメーターに4.2インチTFTカラーの「マルチインフォメーションディスプレイ」を採用

トヨタ ハイエース 一部改良モデル 2020.4
トヨタ ハイエース 一部改良モデル 2020.4

オプティトロンメーター(自発光メーター)内に4.2インチディスプレイを配置し、外気温や航続可能距離、車線逸脱表示やクリアランスソナーの警告などさまざまな車両情報を表示されるようになった。

トヨタ ハイエース 一部改良モデル 2020.4
トヨタ ハイエース 一部改良前 2017.11

表示内容はステアリングに設けられたスイッチで切り替えることが可能に。

安全確認サポート機能が追加

「デジタルインナーミラー」をオプション設定

トヨタ ハイエース 一部改良モデル 2020.4

車両を俯瞰したような映像をナビゲーション画面に表示するパノラミックビューモニターを採用し、目視しにくい周囲の安全確認をサポート。こちらもメーカーオプション設定。

トヨタ ハイエース カメラがハイマウントストップランプの位置に装備

カメラがハイマウントストップランプの位置に装備されるため、このオプションを選択するとハイマウントストップランプが室内付けに変更された。

「パノラミックビューモニター」をオプション設定

トヨタ ハイエース 一部改良モデル 2020.4

車両を俯瞰したような映像をナビゲーション画面に表示するパノラミックビューモニターを採用し、目視しにくい周囲の安全確認をサポート。こちらもメーカーオプション設定。

安全装備が充実

「インテリジェントクリアランスソナー」をオプション設定

トヨタ ハイエース 一部改良モデル 2020.4

アクセルペダル踏み間違い時の衝突被害軽減に寄与する、静止物対応のインテリジェントクリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ)を用意。

車庫入れなどの際、障害物があることを表示とブザーで知らせるクリアランスソナーに加えて、前後進行方向に壁などを検知していると発進時にエンジン出力を抑制、さらに距離が縮まると自動ブレーキが作動するというもの。こちらはオプションで「Toyota Safety Sense」装着のAT車に設定可能。

■インテリジェントクリアランスソナー装着車は、サポカーSワイド対象に

サポカーSワイドの対象は、対歩行者の自動ブレーキに合わせてペダル踏み間違い時加速抑制装置、車線逸脱警報、先進ライトを搭載していることが条件。またサポカー補助金対象となる。

ウェルキャブならびにTECS(メーカー完成特装車)の改良

トヨタ ハイエース ウェルキャブ

衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense」の設定をウェルキャブ、TECS(メーカー完成特装車)へ拡充。

トヨタ ハイエース 衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense」の設定を拡充。

こちらは、ミリ波レーダー+単眼カメラ方式で、昼間の歩行者検知機能付衝突回避支援型「プリクラッシュセーフティ」、車線逸脱を警告してくれる「レーンディパーチャーアラート」、「オートマチックハイビーム」の3つの先進安全機能を組み合わせ、衝突回避や衝突時の被害軽減をサポートしてくれるというもの(レーダークルーズコントロールは、装備には含まれない)。

また、ハイエースと同様のオプション「デジタルインナーミラー」と「パノラミックビューモニター」を選択できるようになった。

トヨタ ハイエース 一部改良モデル 2020.4

このように、一部改良によって後方視界や目視しにくい周囲の安全確認をサポートする装備を充実させた。

今回追加されたメーカーオプションを合わせると約12万、さらに車両本体価格は1万~3万円程度値上がりしたため、すべてを合わせると価格差は13万~15万円となる。

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