H×H連載再開を願って"一日千回感謝の正拳突き"を続ける男性「冨樫先生には、感謝だけでも伝われば十分です」

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週刊少年ジャンプの人気漫画「HUNTER×HUNTER」(作:冨樫義博)。2018年11月以降、連載は休止しているが連載再開を心待ちにするファンも多い。中には、連載再開まで「一日千回感謝の正拳突き」をする人もいる。

YouTube上でゲーム実況などをしている樽江突撃さんは今年の1月16日から毎日感謝の正拳突きを行い、ライブ配信をしている。道着に身を包み、合掌と突きを繰り返すというものだ。開始から124日目である5月19日まで、124本の正拳突き動画を投稿している。

この活動が5月中旬、ネット上で話題になり「冨樫先生はやく連載再開してあげて」「面白いからぜひ頑張って欲しい」など反響が相次いだ。キャリコネニュースは樽江さんに活動を始めたきっかけや冨樫先生への思いを聞いた。

1万回にチャレンジしたことも「朝起きたら腕が動かなかった」

「感謝の正拳突き」とは、同作に登場するハンター協会のアイザック=ネテロ会長が今まで自分を育ててくれた武術に感謝をするため行っていた「一日一万回感謝の正拳突き」にちなんでいる。

樽江さんは正拳突きを始めた経緯について「連載再開してほしいという思いはずっとありました。ですが次第に、それよりもこれまでの連載に感謝することもできるのではないかと思い始めました」と語る。

初日はネテロ会長と同じく正拳突きを1万回行っていたが、翌日から1000回になった。その理由については、

「体よりも時間的な問題でした。特に平日は続けられないと思い、割り算して現実的な所で妥協させて頂きました。当時はここまで反響を頂くとは思っていなかったので、見切り発車でした」

と話す。樽江さんは格闘技の経験はなく、この配信のために道着を購入したという。正拳突きについて、さすがに1万回を行った翌日の動画説明欄で「朝起きたら腕が動かなかった」としているが、

「(1日1000回なら)私のやっている程度の動きだと、おそらく体力的には多くの方が問題なくできるのではないでしょうか」

という。たしかに樽江さんの突きに武術経験者のような迫力はない。それでも毎日続けるのは難しいだろう。コメント欄には「最後想像以上に適当で笑った」という声も寄せられているが、「頑張ってください。先生」「これ4か月も続けたのってすげえな 自分だったら3日ももたんわ」といった声が寄せられている。

「連載再開を望んではいますが、それよりも今まで読ませて頂いた物語に感謝しています」

正拳突きの最中は、「数を数えることと感謝すること以外は特に何も考えていません」という。体が鍛えられている感覚もないというが、「(感謝の正拳突きが)習慣になってからはこの配信の時間が非常にリラックスできる時間になりました」と明かす。

ちなみにネテロ会長は、当初1万回の感謝の正拳突きに18時間要したが、最終的に1時間を切るようになった。かわりに祈る時間が増えた。樽江さんは1万回を2時間26分、1000回を13~45分程度で行っている。

樽江さんはネテロ会長について「親近感とか尊敬とかなどではなく、もっと遠く上にいる超常の存在」という。

「1万回を1時間自体はやる人がやれば可能なことなのかもしれませんが、回数や時間ではないと思います。作中でもありましたが、腕が無くても祈れますし、祈る時間や感謝の仕方は人それぞれなのだと思います。目指すのもおこがましいような、自分には遠い存在です」

感謝の正拳突きはHUNTER×HUNTERの連載再開を願ってでもあるが、樽江さんは「冨樫先生には、感謝していることだけでも伝われば私には十分すぎます。連載再開を望んではいますが、それよりも今まで読ませて頂いた物語に感謝しています」とコメントした。

今週末について、ツイッターに「できれば一万回にまた挑戦しようと思います。それまでは千回でご勘弁下さい」と投稿している。