大村市議会6月定例会 一般質問見送り方針

 大村市議会は6月8日開会予定の定例会について、議員による一般質問を実施せず、市側に文書で質問する方針を決めた。新型コロナウイルス感染防止のため「3密」を回避し、理事者が対策業務に専念できるようにするための措置で、「異例中の異例」(市議会事務局)の対応という。
 市議会事務局などによると、15日の会派長会議で申し合わせた。質問を議長が取りまとめ、市側に提出。新市庁舎建設やサッカーJ2、V・ファーレン長崎の新練習拠点、新型コロナを受けた今後の学校対応といった重要事案が盛り込まれる見込みで、質問内容や回答文書は市議会のホームページで公開するという。
 一般質問が見送られることで議会の会期も8日開会、9、10日に委員会、12日に最終本会議と短縮される予定。来月3日の議会運営委員会で正式決定する。

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