「部員に掛ける言葉見つからない」 甲子園中止で高岡商・吉田監督

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夏の甲子園中止の決定を受け、報道陣の取材に応じる吉田監督=高岡商業高校のグラウンド

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、8月に予定されていた全国高校野球選手権大会の中止が決定したことを受け、昨夏の県代表校・高岡商の吉田真監督は20日、「部員に掛ける言葉が見つからない」と複雑な胸中をのぞかせた。

 吉田監督は同校グラウンドで報道陣の取材に応じ、戦後初の大会中止に「部員、特に3年生は開催を信じてできることを続けてきたので、残念で仕方ない」と言葉を詰まらせた。

 同校は昨夏に3年連続の甲子園出場を果たし、2年連続で16強入り。本年度は3年生27人を含む79人で臨んでいた。

 部員には後日、直接中止を知らせると言い、「甲子園が全てではない。すぐに切り替えることは難しいが、次の目標である進路実現に向け、一歩を踏み出してほしい」と話した。

 大会中止に伴い、地方大会も取りやめになったが、「お世話になった人たちに感謝を伝える場、次のステージに向けてアピールする場を用意してほしい」と独自大会の開催を願った。