【ダイバーズと防水時計は違う!?】意外と知らない時計の基礎知識-第2回は防水性能を解説。

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毎月1回、テーマを変えて時計の基礎知識をビギナー向けに解説する。第2回のテーマは“防水性能”をクローズアップしていこう!

ダイバーズウオッチと防水時計は用途が違う!?

時計誌の人気ジャンルとしてよく目にするダイバーズウオッチだが、防水性能に関して正確な情報を知っているようで実はよく理解していないという読者も多いのではないだろうか。そこで今回はビギナー目線で、初心者でもわかるダイバーズウオッチの定義と防水性能を解説していこう。

一方で“m”表示の場合、100m防水はそのまま100mまでの耐性と長時間の水中で使える防水性を備えているということになる。JIS(日本工業規格)では、この“気圧”表示と、“m”表示の違いをベースに、日常生活での使用を想定した“防水時計”と、実際にスクーバダイビングなどで使用することを想定した“ダイバーズウオッチ”の2種類にカテゴリー分けしていることも覚えておくと時計を選ぶ際に安心だ。

これはあくまでもJIS(日本工業規格)基準。ISO(国際標準化機構)では、すべて“m”表示で統一されており、日本では“気圧”表示が適用される防水時計を“Water Resistant (ウォーターレジスタント)”、潜水用時計は“Divers(ダイバーズ) ”と分けて表記している。

》ダイバーズウオッチ(潜水時計)の基準をチェック

》編集部のおすすめモデル-其の1
BALL WATCH(ボール ウォッチ)
エンジニア ハイドロカーボン オリジナル
エンジニア ハイドロカーボンの誕生15周年を記念して2019年に登場したアニバーサリーモデル。300m防水に加えて、クロノメーター認定を受けた高精度ムーヴメントには、衝撃の影響を最大66%も緩和するスプリングロック耐震システムにはじまり、ムーヴメントを保護するアモータイザー衝撃吸収リングなど、ボール独自の耐衝撃技術を搭載。耐磁性に関しても、ミューメタル製ムーヴメントホルダーとインナーケースにより8万A/mを実現している。

【問い合わせ先】
ボール ウォッチ・ジャパン(TEL. 03-3221-7807)
https://www.ballwatch.com/global/jp/home.html

》編集部のおすすめモデル-其の2
__FAVRE\-LEUBA
(ファーブル・ルーバ)__
レイダー・ハープーン 42
300m防水を備えた本格ダイバーズウオッチ、レイダー・ハープーンに加わった42mmケースの新作。最大の特徴は分数を読み取りやすくするために考案された、針が分針のみの1本針というデザイン。〝時〟は文字盤外周を12時間で1周するアワーリングの数字から読み取るというもの。つまり写真のモデルの時間は、分針がアワーリングの10を示し、さらにその内側にある小さな分目盛りの8分の位置を示していることから10時8分ということになる。

【問い合わせ先】
スイスプライムブランズ(TEL. 03-4360-8669)
https://favre-leuba.com/jp

》編集部のおすすめモデル-其の3
Seiko Prospex(セイコー プロスペックス)
セイコーダイバーズウオッチ55周年記念限定コレクション1965メカニカルダイバーズ 復刻デザイン
セイコー プロスペックスの誕生55周年記念したアニバーサリーモデル。セイコーダイバーズヒストリーのマイルストーンである1965年発表のヒストリカルモデルをベースに、発売当時に装着されていた“TROPIC(トロピック)”と呼ばれるファブリック調のラバーベルトを強化シリコン素材で実現し、オリジナルの意匠を可能な限り再現。ケースにはエバーブリリアントスチールを、搭載するムーヴメントには、毎時3万6000回(毎秒10振動)という高速振動により安定した携帯精度を実現するダイバーズウオッチ専用のメカニカルハイビートキャリバー“8L55”を採用し、現代の高級機にふさわしい美観と耐久性を実現している。

【問い合わせ先】
セイコーウオッチお客様相談室(TEL. 0120-061-012)
https://www.seikowatches.com/jp-ja/products/prospex

文◎船平卓馬(編集部)