県民 活躍見られず落胆 甲子園中止 

2019年8月、甲子園球場で行われた第101回全国高校野球選手権大会の開会式

 戦後初の甲子園の中止に、本県代表の活躍を期待していた県民からは落胆の声と球児を思いやる言葉が出た。
 小学生から高校野球ファンの日向市向江町、会社員植野悦子さん(44)は「この先の人生も長い。この悔しさを生かして」と励ました。小林市南西方、アルバイト宮本勇さん(69)は「大変な状況だからこそ、全国に力と感動を与える甲子園が見たかった」と落胆しつつ、「3年生や家族はとても悔しい思いをしているだろう。彼らを思うと、コロナ収束を願う気持ちが一段と強くなった」。

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