甲子園中止「栄冠は君に輝く」に込めたエール 県内各校の監督が歌リレー動画

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夏の甲子園中止で全国の球児にエールを送ろうと、県内の高校野球監督らが歌いつなぐ動画「ああ栄冠は君に輝く~Okinawa version」(YouTubeから抜粋)

 夏の甲子園の中止が決まって落ち込む全国の高校球児にエールを送ろうと、県内の監督有志は20日、歌いつなぐ動画「ああ栄冠は君に輝く~Okinawa version~」を動画投稿サイト「ユーチューブ」で配信した。プロデュースした美里工業の神谷嘉宗監督は「小さい頃から甲子園を目指してきた球児の思いを考えると泣けてくる。心の甲子園を目指してほしいというメッセージを全国に送りたい」と語った。

 18日夜、興南の我喜屋優監督が「夏の甲子園の大会歌である『栄冠は君に輝く』をみんなで歌って盛り上げよう」と発案したことがきっかけ。15日に「中止検討」の報道があり、正式決定ではなかったものの「おそらくそうなるだろうと思っていた。全国の球児をユーモアで慰めてあげたい」と思いついた。

 相談を受けた神谷監督がすぐに動いた。教え子でミュージシャンのミヤギマモルさんが三線とピアノで演奏した曲を提供し、動画の編集も協力してくれた。さらに県内の監督らに歌う様子を撮影した動画を送るよう伝え、20日の決定に間に合わせた。

 約3分間の動画では興南の我喜屋監督から始まり、宜野湾、糸満、中部商業、沖縄尚学、美里工業の監督らが歌う姿をつないでいる。歴代の沖縄代表校の写真もはさみ、動画の最後に「目指せ心の甲子園」とそろってガッツポーズ。「全国の高校球児にエールを送ります。想いは一つ、逆境を乗り越えよう」と呼び掛けた。