KDDIとDMG森精機、5Gを活用したデジタルファクトリーの実現に向けて共同実験を開始

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製造業界においては、変種変量・多品種少量生産の実現、生産性向上、スキルの標準化など、製造現場における課題は近年大きく変化しており、機械の高精度化・高効率化とともに製造現場の自動化に対するニーズが高まっている。一方、工作機械を使った切削時に発生する切りくずが稼働停止や加工不良の大きな要因になるなど、無人運転や夜間運転による自動化に対して課題があった。DMG森精機株式会社とKDDI株式会社は、5Gを活用したデジタルファクトリーの実現に向け共同検討、および共同実験を開始した。同実験では、工作機械内部のカメラ画像をもとに切りくずの堆積場所と堆積量をAIが推論し、洗浄経路を自動で生成計算することで切りくずを除去するDMG森精機の新技術「AI切りくず除去ソリューション」に5Gを導入する。5Gの高速・大容量という特長を活かし、工作機内における大量の画像データの自動収集を加速させ、AI機能の実装の有効性を検証する。また、両社は製造業全体のDXを強力に推進すべく、2020年4月にDMG森精機伊賀事業所、7月に東京グローバルヘッドクォータに5G環境を構築する。この2拠点の5Gを活用することで、工作機械内の画像だけでなく各種センサー情報などの大容量データをリアルタイムに収集し、より正確な顧客状況の把握が可能となる。この情報を活用し、機械性能を最大限に発揮するための技能向上ソリューション開発を目指す。さらに、KDDIが有する5Gビジネスの開発拠点「KDDI DIGITAL GATE」を活用し、製造現場における課題の深堀りや課題解決の検証を実施していく。