現金給付、成績上位限定は差別

困窮留学生に厳格な要件

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 新型コロナウイルスの影響で困窮する学生らに対する最大20万円の現金給付を巡り、文部科学省が外国人留学生のみに「成績上位3割」などの厳格な要件を定めた問題で、学費減額などを求める学生団体メンバーからは21日、「完全な差別だ」との声が上がった。ツイッター上でも「文科省は外国人留学生全員に現金給付しろ」といったハッシュタグ(検索目印)を付けた投稿が相次いだ。

 成績要件は、優秀な留学生を選抜する給付型奨学金の受給基準を流用したことも文科省への取材で判明。アルバイト収入の減少などで学業の継続が困難な学生を選ぶ基準として適当かどうかを問う声が強まりそうだ。