赤ちゃん猿「名前はまだない…」ステイホームの癒しに 動画公開 神戸モンキーズ劇場

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で休業が続いている「神戸モンキーズ劇場」(神戸市北区)に5月、初めてとなる赤ちゃん猿が誕生した。

会員制交流サイト(SNS)での発信など、再開に向けた話題づくりに取り組み、生後0日目~7日目の写真と動画で作ったショートムービーが公開されている。

神戸モンキーズ劇場・ショーの様子(神戸市北区「道の駅 神戸フルーツ・フラワーパーク 大沢(おおぞ)」内) ※写真提供・神戸モンキーズ劇場

 感染防止のため劇場は4月7日から休業中、スタッフも出勤日数を減らしている。兵庫県も緊急事態宣言が解除され、休業要請も大幅に緩和されているが、神戸モンキーズ劇場の再開は未定。こうしたなか赤ちゃん猿が癒やしと希望の光になった。

親子水入らず 癒しのひととき… ※写真提供・神戸モンキーズ劇場

 赤ちゃん猿は2020年5月1日生まれのオス。名前はまだない。おっぱいを飲んでる時の姿がとても愛らしい。少しずつ目もぱっちりあけるようになり、お母さん猿のきなこが包み込むように抱っこをする。お母さんのお腹にしがみつきながら散歩をしていたが、5月14日に少しだけ自分で歩く姿を見せた。

「くらのすけ」(父親・写真左)「きなこ」(母親・右)※写真提供・神戸モンキーズ劇場

◆くらのすけ(父…上記写真左側)
 今も現役で頑張るお父さん猿。温厚な性格です。赤ちゃんにはどう接していいか分からない様子だが、お母さん猿のきなこに毛繕いをするなどの気遣いをする姿も。

◆きなこ(母…右側)
 元芸猿。現役の時は一度教えた事を自らこなしトレーナーを引っ張ってきた。とても愛情深いお猿さん。初めての子どもを片時も自分から離さないほど愛情を注いでいる。

神戸モンキーズ劇場(神戸市北区「道の駅 神戸フルーツ・フラワーパーク 大沢(おおぞ)」内) 

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