球団別「打者による1試合での最高のパフォーマンス」

日本時間5月22日、メジャーリーグ公式サイトでは各球団の番記者が自身の担当チームにおける「打者による1試合での最高のパフォーマンス」を選出した。アメリカ野球殿堂入りを果たしている名選手から目立たないキャリアを過ごした選手まで、様々な選手がピックアップされている。

アメリカン・リーグ東部地区

オリオールズ:マニー・マチャド
2017年8月18日 対エンゼルス
5打数3安打3本塁打7打点
※3本目の本塁打は9回裏に放った逆転サヨナラ満塁弾。

レッドソックス:フレッド・リン
1975年6月18日 対タイガース
6打数5安打1三塁打3本塁打10打点
※1試合10打点は球団タイ記録、1試合16塁打は球団記録。

ヤンキース:レジー・ジャクソン
1977年10月18日 対ドジャース(ワールドシリーズ第6戦)
3打数3安打3本塁打5打点1四球
※3本塁打とも初球を叩き、チームを世界一へ導いた。

レイズ:トラビス・ダーノウ
2019年7月15日 対ヤンキース
3打数3安打3本塁打5打点2四球
※「1番・捕手」による1試合3本塁打は史上初の快挙。

ブルージェイズ:カルロス・デルガド
2003年9月25日 対デビルレイズ
4打数4安打4本塁打6打点
※球団史上初かつ当時メジャー史上15人目の1試合4本塁打。

アメリカン・リーグ中部地区

ホワイトソックス:パット・シーレイ
1948年7月18日 対アスレチックス
6打数4安打4本塁打7打点1四球
※4本目の本塁打は延長11回表に放った決勝アーチ。

インディアンス:ロニー・チゼンホール
2014年6月9日 対レンジャーズ
5打数5安打1二塁打3本塁打9打点
※アウトにならず5安打3本塁打9打点は100年間で初。

タイガース:タイ・カッブ
1925年5月5日 対ブラウンズ
6打数6安打1二塁打3本塁打5打点
※1試合16塁打は当時のリーグ記録、現在も球団記録。

ロイヤルズ:ケビン・サイツァー
1987年8月2日 対レッドソックス
6打数6安打1二塁打2本塁打7打点
※2本塁打を含む6安打7打点の大活躍で勝利に貢献。

ツインズ:カービー・パケット
1987年8月30日 対ブリュワーズ
6打数6安打2二塁打2本塁打4打点
※1試合6安打は球団史上唯一。1試合14塁打も球団記録。

アメリカン・リーグ西部地区

アストロズ:ジェフ・バグウェル
1994年6月24日 対ドジャース
5打数4安打3本塁打6打点
※1試合3本塁打と1試合13塁打はともに球団タイ記録。

エンゼルス:ギャレット・アンダーソン
2007年8月21日 対ヤンキース
6打数4安打2二塁打2本塁打10打点
※3ランと満塁弾を放ち、史上13人目の1試合10打点。

アスレチックス:クリス・デービス
2016年5月17日 対レンジャーズ
5打数3安打3本塁打6打点
※9回裏に3点ビハインドからの逆転サヨナラ満塁弾。

マリナーズ:マイク・キャメロン
2002年5月2日 対ホワイトソックス
5打数4安打4本塁打4打点1死球
※1回表にブレット・ブーンと2度の二者連発(史上唯一)。

レンジャーズ:ジョシュ・ハミルトン
2012年5月8日 対オリオールズ
5打数5安打1二塁打4本塁打8打点
※1試合18塁打はリーグ記録(メジャー歴代2位タイ)。

ナショナル・リーグ東部地区

ブレーブス:ジョー・アドコック
1954年7月31日 対ドジャース
5打数5安打1二塁打4本塁打7打点
※1試合18塁打は当時のメジャー記録(現在は2位タイ)。

マーリンズ:コディ・ロス
2006年9月11日 対メッツ
5打数4安打3本塁打7打点
※1試合3本塁打と1試合7打点はともに球団タイ記録。

メッツ:エドガルド・アルフォンゾ
1999年8月30日 対アストロズ
6打数6安打1二塁打3本塁打5打点
※1試合6安打かつ3本塁打は球団史上唯一の快挙。

フィリーズ:マイク・シュミット
1976年4月17日 対カブス
6打数5安打4本塁打8打点
※5回表の第3打席から延長10回表まで4打席連発。

ナショナルズ:アンソニー・レンドン
2017年4月30日 対メッツ
6打数6安打1二塁打3本塁打10打点
※シーズン初本塁打を含む3本塁打10打点の大暴れ。

ナショナル・リーグ中部地区

カブス:クリス・ブライアント
2016年6月27日 対レッズ
5打数5安打2二塁打3本塁打6打点
※1試合2二塁打かつ3本塁打はメジャー史上2度だけ。

レッズ:スクーター・ジェネット
2017年6月6日 対カージナルス
5打数5安打4本塁打10打点
1試合5安打かつ4本塁打かつ10打点は史上初の快挙。

ブリュワーズ:ロビン・ヨーント
1982年10月3日 対オリオールズ
4打数3安打1三塁打2本塁打2打点1死球
※勝てば地区優勝のシーズン最終戦で見事な活躍。

パイレーツ:レニー・ステネット
1975年9月16日 対カブス
7打数7安打2二塁打1三塁打2打点
※9イニングの試合で7打数7安打は現代野球で唯一。

カージナルス:マット・カーペンター
2018年7月20日 対カブス
5打数5安打2二塁打3本塁打7打点
※6回までの5打席で二塁打2本と本塁打3本を放った。

ナショナル・リーグ西部地区

ダイヤモンドバックス:J・D・マルティネス
2017年9月4日 対ドジャース
5打数4安打4本塁打6打点
※1人の選手が相手の安打より多い本塁打を放つのは史上初。

ロッキーズ:ノーラン・アレナード
2017年6月18日 対ジャイアンツ
5打数4安打1二塁打1三塁打1本塁打4打点
※9回裏の逆転サヨナラ3ランでサイクル安打を達成。

ドジャース:ショーン・グリーン
2002年5月23日 対ブリュワーズ
6打数6安打1二塁打4本塁打7打点
※4本塁打含む6安打でメジャー記録の1試合19塁打。

パドレス:ネイト・コルバート
1972年8月1日 対ブレーブス
5打数4安打2本塁打5打点(第1試合)
4打数3安打3本塁打8打点1四球(第2試合)
※ダブルヘッダー合計5本塁打はメジャー史上2人だけ。

ジャイアンツ:ウィリー・メイズ
1961年4月30日 対ブレーブス
5打数4安打4本塁打8打点
※体調不良のため同僚の軽いバットを借り、まさかの4本塁打。

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