五條市住宅火災 一酸化炭素中毒か ポリタンクの底の一部みつかる

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 おととい午前に発生した五條市の住宅火災で、焼け跡から見つかった5人の遺体の司法解剖が行われ、30歳から40歳の男性の死因は一酸化炭素中毒であることが分かりました。

 今月20日午前10時頃、五條市住川町に住む介護施設職員・寺西孝行さん(32)の住宅の2階から煙が出ていると、近くの住民から消防に通報があり、焼け跡からは子どもを含む5人の遺体が見つかっていました。警察は司法解剖の結果、5人の遺体うち、30~40歳の男性の死因は一酸化炭素中毒で、そのほか4人は、今のところ分かっておらず、死亡推定時刻は午前6時から10時ごろだと明らかにしました。

遺体には外傷や骨折は確認されなかったということです。DNA鑑定の結果がまだ出ていないため、身元の特定はできないということですが、この家に住む寺西さん一家とまだ連絡が取れていないということです。

遺体は、いずれも2階の寝室から見つかったといい、寝室からはポリタンクの底の一部や、タンクのキャップ、使い捨てライターが見つかっていて、この部屋が最も焼け方が激しく、火元とみられています。そのほか、自宅や車両からはメモやレシートなどおよそ100点が押収されたということですが、遺書のようなものは確認できていないということです。警察は、事件や心中の可能性もあるとみて捜査をすすめています。