【新型コロナ】夏休みは「13日間」 厚木、宣言解除で1日から分散登校

厚木市役所

 厚木市は22日、本年度の市立小中学校の夏休みを8月6~18日の13日間に短縮すると発表した。緊急事態宣言が今月31日までに解除された場合、6月1日から学校を再開し、同22日まで分散登校を実施することも決めた。

 市によると、夏休みの短縮は授業時間の確保が目的。お盆休みを確保しつつ、可能な限り授業を行うことにした。1学期中の土曜日の授業実施は検討していないという。

 分散登校は各校の状況によって方式を調整する。例えば集団登校をしている小学校は登校班を崩さず、各クラスの人数をおおむね半数に分けて1日置きに登校してもらう。中学校では各学年をクラス単位で半数に分けて隔日登校とし、1クラスを2教室に分けて授業を行うなど3密を防ぐ工夫をする。期間中は午前中のみの日課とする。

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