ブラジル発の話題作『ぶあいそうな手紙』予告編公開!「手紙の代読と代筆」からストーリーが動き出す可笑しくて温かい愛のお話。

名作『苺とチョコレート』の原作者が協力した脚本、東京国際映画祭グランプリのウルグアイ映画の主演俳優、ブラジル音楽のレジェンドの名曲が揃った、ブラジル発の話題作『ぶあいそうな手紙』の予告編が完成。

今回完成した予告編の冒頭は、視力を失いつつある78歳の独居老人エルネストが隣人のハビエルと、糖尿病に関係あるグルコース値を自慢しあいながらチェスをするというユーモラスな場面から始まる。そして、エルネストのもとに一通の手紙が届き、23歳のブラジル娘ビアに「手紙の代読と代筆」を頼むことから、その後のストーリーが気になる展開に。舞台となるブラジル南部・ポルトアレグレの街並みや、ラテンアメリカらしい音楽も魅力的だ。ナレーションを担当したのは、テレビアニメでおなじみの人気声優・茶風林。温かくて、どこかユーモラスな声がタイトルにぴったり。

主人公 エルネストを演じるのは、東京国際映画祭グランプリで日本公開されたウルグアイ映画『ウィスキー』(04)に主演した名優ホルヘ・ボラーニ。また、予告編には使われていないが、ブラジル音楽のレジェンド、カエターノ・ヴェローゾがアルバム『粋な男』に収録した名曲「ドレス一枚と愛ひとつ」が映画を彩ることも注目。ラテンアメリカ映画史に残るキューバの名作『苺とチョコレート』(93)の原作者セネル・パスが脚本に協力したことでも話題の本作は“素晴らしい脚本は映画をこんなに面白くする”という、映画の原点を思い出させる魅力で、ラテンアメリカの各映画祭で批評家の大絶賛と観客の大喝采を呼んだ

映画の舞台であるポルトアレグレの小さな制作会社が生んだ、可笑しくて温かくて、ラテンアメリカらしい愛にあふれた本作にぜひご期待を。ユーモアが思いもかけない感動の涙に変わる。

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