中国科学技術協会、WHOが主導する新型コロナDBへのデータ提供を呼び掛け

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中国科学技術協会、WHOが主導する新型コロナDBへのデータ提供を呼び掛け

中国医薬集団傘下の中国生物技術の新型コロナウイルスワクチン生産拠点で、不活化ワクチンのサンプルの不純物検査を行う品質管理部門のスタッフ。(4月11日撮影、北京=新華社記者/張玉薇)

 【新華社北京5月23日】中国科学技術協会は20日、国内の科学技術誌の出版社に対し、新型コロナウイルス感染症に関する論文のメタデータを世界保健機関(WHO)のデータベースに提供するよう呼び掛けた。中国の研究成果や感染対策経験を世界の医療専門家や科学者らとより包括的かつ幅広く共有することを目的としている。

 同協会によると、WHOは蘭州大学に設置された「ガイドラインの実施と知識転換の協力センター」を中国の定期刊行物に掲載されたメタデータの収集とデータベース化を担当する機関に指定し、同大学に授権書を与えた。

 新型コロナウイルス感染症に関するWHOのデータベースは無料公開される予定。

 中国政府はこれまで、同感染症に関する学術研究や診断・治療のガイドラインを、世界の科学者や一般の人々に公開するため、複数のプラットフォームを構築しており、研究者が成果を国際的専門誌に発表することを奨励している。中国の専門家も、感染対策や治療薬開発などの面で、他国の医療関係者とさまざまな形で意見交換を行っている。