親和銀「つなぎ融資」新設 佐世保商議所があっせん

 佐世保商工会議所は、新型コロナウイルス感染拡大で経営が悪化している事業者支援策として、親和銀行が新設した「つなぎ資金融資制度」へのあっせんを始めた。貸付金を受け取るまでの間の資金繰りを支援するのが目的。
 同会議所は、日本政策金融公庫の融資制度「新型コロナウイルス感染症特別貸付」の相談窓口。現在、貸付金は申し込みが集中し、受け取りまでに約1カ月半かかる状態。早急に資金が必要な事業者のため、同会議所と親和銀が協議し、低金利でつなぎ資金を融資する制度を設けた。
 同会議所は「親和銀には地域経済のために緊急で対応してもらってありがたい」としている。問い合わせは同会議所(電0956.22.6121)。

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