NY州クオモ知事、10人までの集会を許可。行政命令を変更

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ニューヨーク州のクオモ知事は22日夜、全ての集会を禁止する行政命令を修正し、ソーシャル・ディスタンスなどの規定を守ることを条件に、10人までの集会を許可すると発表した

クオモ氏の広報担当者は、新たな命令は米疾病対策センター(CDC)のガイドラインに沿ったものだとしている。

ニューヨーク州では3月、目的を問わず、全ての集会を禁止した。しかし、クオモ氏は今週、礼拝およびメモリアルデーの記念式典のみ、10人までの集会を許可すると発表した。

この決定に対し、ニューヨーク自由人権協会(New York Civil Liberties Union、NYCLU)は、憲法で保障された抗議活動を禁止する一方、宗教や記念式典の集会を許可する行政命令は違法だと主張。NYCLUは、州の閉鎖に対して抗議活動を行い、これまでに2度拘束されているLinda Bouferguenさんの代理人として、訴訟を提起していた。

ニューヨーク市議会衛生委員会のマーク・レヴィン(Mark Levine)議長は、10人以下の集会を許可するクオモ氏の決定について、「訴訟によって変更を余儀なくされた、ショッキングな命令」と非難。「グループの集まり、特に屋内での集会が、リスクを生じさせることに何ら変わりはない」と、一般人に対して、引き続き行動に注意するよう呼びかけた。

ニューヨーク州の21日の死者数は、109人だった。州の累計の死者数は23,200人となっている。新たな感染者数は約1,700人で、現在約5,000人が入院中となっている。