「ダゴウマ」サービス好調 熊本市、1日300件注文も

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和食店の板前(左)から出来立ての料理を受け取る「ダゴウマ」の配達員=熊本市中央区

 新型コロナウイルスの影響で自宅で食事する人が増える中、飲食店に代わって料理を宅配する有料サービスの利用が熊本市で広がっている。

 5月1日から同サービスを開始した「ダゴウマ」(同市中央区、野口修代表)には、市内のカフェや居酒屋など約30店舗が登録。多い日で300件ほど注文があるという。

 同社は、ホームページで受けた注文を各店に伝え、出来上がった料理を客に届ける。弁当やオードブルのほか馬刺し、天ぷらなどの一品料理も注文可。宅配料は150円からで距離によって変わる。

 野口代表(37)は同市で経営していたクラブがコロナの影響で閉店。従業員の雇用の受け皿を模索する中で、テークアウトや出前を新たに始める飲食店が増えていることに目を付けた。「全て店側で担うのは大変。配達代行があれば持続可能になる」と力を込める。

 同区花畑町に店を構えて約20年の和食店「和家[なごみや]・ぬま田」もダゴウマに登録。オーナーの沼田茂さん(62)は「お客さんから行きたくても行けないという声があった。店の味を家で楽しんでもらいたい」と期待する。

 野口代表は「地元に根差す店にこだわって掲載している。今後は配達員を増やしてエリアを県内全域に広げたい」と話している。ダゴウマのホームページはhttps://dagouma.com/(深川杏樹)