東海道新幹線の車両進化 1分でわかる 300系からN700Aまで

ニッポン三大都市圏、東京~名古屋~大阪を結ぶ大動脈、東海道新幹線。

1964年に開業し累計64億人の移動を支えてきた東海道新幹線の車両形式は、どう進化してきたか。

↑↑↑はJR東海の資料画像。2008年からの車両型式の変遷図。300系、700系、N700系、N700A と、世代交代していくプロセスがわかる。

2010年まで東京~博多 のぞみ を担った500系がわずかに残っていたが、この図にはない。

東海道新幹線の最高速度と、東京~新大阪 最短到達時間は、新幹線車両が進化するごとにアップデートしてきた。

0系 210km/h 3時間10分

100系 220km/h 2時間52分

300系 270km/h 2時間30分

N700系 270km/h 2時間25分

N700A 285km/h 2時間22分

(形式 最高速度 最短到達時間)

すべての形式で、その進化を体現しているなか、300系の最高速度アップはインパクトが大きい。東京~新大阪間の2時間30分走行を実現すべく開発された300系は、最高速度270km/h。

そのあとの700系は、最高速度は300系と同じながらも、乗り心地、車内静粛性、車内サービスといった快適性の向上や、省エネルギー化、車外騒音の低減などの環境に配慮したつくりに。

そして2007年、現在の主力形式N700系が登場。N700系の最高速度は、東海道区間270km/h、山陽区間300km/h。国内新幹線で初めて車体傾斜システムを採用。曲線区間の通過速度をアップさせ、到達時間を短縮させた。

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