各ポジションの通算最高WAR記録保持者たち

日本時間5月24日、メジャーリーグ公式サイトのトーマス・ハリガンは、各ポジションの通算最高WAR記録保持者を特集する記事を公開した。WARとは、同ポジションの代替可能選手(Replacement-level Plyayer)と比較してその選手がどれだけ多くの勝利数を上積みしたかを評価する指標であり、打撃や投球のみならず、走塁や守備も含めて総合的に評価される。ここではデータサイト「Baseball-Reference」が算出しているWARを使用し、各ポジションのリーダーの顔ぶれをチェックしてみよう。

ハリガンの特集記事では、該当ポジションで通算出場試合数の3分の2以上に出場した選手が対象となっている。また、外野手はポジションにかからわず、通算出場試合数の3分の2以上に外野手として出場していれば対象となり、外野のなかで最も出場試合数が多いポジションに振り分けられている。

各ポジションの通算最高WAR記録保持者は以下の通り。

捕手
ジョニー・ベンチ 75.2
(現役最高:バスター・ポージー 41.8)

一塁手
ルー・ゲーリッグ 114.1
(現役最高:アルバート・プーホルス 100.8)

二塁手
ロジャース・ホーンスビー 127.1
(現役最高:ロビンソン・カノー 68.0)

三塁手
マイク・シュミット 106.9
(現役最高:エバン・ロンゴリア 56.0)

遊撃手
ホーナス・ワグナー 130.8
(現役最高:アンドレルトン・シモンズ 36.3)

左翼手
バリー・ボンズ 162.8
(現役最高:ライアン・ブラウン 46.8)

中堅手
ウィリー・メイズ 156.2
(現役最高:マイク・トラウト 72.8)

右翼手
ベーブ・ルース 182.5
(現役最高:ムーキー・ベッツ 41.8)

指名打者
エドガー・マルティネス 68.4
(現役最高:大谷翔平 6.5)
※該当する現役選手は大谷とヨルダン・アルバレスのみ

投手
ウォルター・ジョンソン 164.5
(現役最高:ジャスティ・バーランダー 71.6)

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