広陵町でハッピードライブスルー 弁当を買って飲食店を応援

新型コロナウイルスの影響で、苦境に立たされる地元の飲食店を救おうと、ドライブスルーで弁当などを販売する取り組みが広陵町で行われました。

「ハッピードライブスルー」と名付けられたこの取り組みは、呼びかけに応じた8店舗の飲食店の弁当を販売するもので、広陵町と葛城青年会議所などが行いました。販売開始の11時前にはそれぞれの店自慢の弁当を求めて、客が長い列を作りました。

訪れた人は「取り組みはフェイスブックか何か、スマートフォンに入ってきて知ったんですけど、飲食店はコロナの影響が大きいですからいいですね。協力したいですね」と話していました。

極力接触を減らすため、つり銭の出ないよう、値段は1000円に統一されました。また、広陵町産のレタスやイチゴなどの農産物のセットも販売され、こちらも盛況でした。葛城青年会議所の細川清誠委員長は「広報があまりできなかったのですが、インターネット、SNSで広がってたくさん来ていただいて、ありがとうございます。今後ともこう言った事業をしていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします」と手ごたえをつかんだ様子でした。

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