平戸市一帯でムラサキウニ漁が最盛期を迎えている。漁期は5月末まで。7月からはアカウニに移行する。同市大久保町の漁業、吉田芳一さん(62)によると、今年も例年並みの漁獲を見込んでいるという。
吉田さんは自宅近くの幸ノ浦漁港を拠点に、家族で漁をしている。水揚げしたウニは、同市崎岡町の平戸港そばで経営する食堂「あまちゃん」で6月半ばまで、「ウニ丼」(1日限定10食、2000円)として提供。吉田さんは「新型コロナウイルス感染症拡大で自粛が続き、ストレスがたまっている人も多いと思う。ウニを食べて、元気を出してほしい」と話している。
同食堂は当面、県内在住者限定で営業する。瓶詰め塩ウニも、6月半ばまで販売する予定。問い合わせは「あまちゃん」(電0950.22.3755)へ。
平戸・ムラサキウニ漁 最盛期 5月末まで
- Published
- 2020/05/25 00:00 (JST)
- Updated
- 2020/05/26 00:09 (JST)
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