新嘗祭献上、コメの田植えとアワの種まき

長井

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新嘗祭に献上する「つや姫」の苗を手植えする献穀者ら=長井市川原沢

 五穀豊穣(ほうじょう)に感謝する宮中行事・新嘗祭(にいなめさい)に献上するコメの田植えとアワの種まきが24日、長井市内で行われた。同市からの献上は1990年以来となる。

 今年の献穀者は、コメが野川土地改良区理事長の工藤誠一さん(73)=長井市川原沢、アワがJA山形おきたま長井地区農政対策協議会長の那須清志さん(71)=同市九野本。それぞれの農地近くで修祓(しゅうばつ)式を行った後、関係者と共に、工藤さんが「つや姫」の苗を手植えし、那須さんは「虎の尾」の種をまいた。

 工藤さんは「例年にない暖冬少雪と未曽有のウイルス感染拡大の中だからこそ、山形のブランド米をしっかりと献上したい」、那須さんは「アワ栽培は一般的ではないが、覚悟を決めて自分なりに勉強している。良質のものを献上できるように頑張る」とそれぞれ意気込みを語った。

 新嘗祭は11月23日に行われる予定。全国から献上穀物が供えられ、本県からはコメ1升とアワ5合が献じられる。