『ドラえもんの小学校の勉強おもしろ攻略 はじめての将棋』新しい生活様式にぴたりとハマる趣味として注目!

日本がつくった世界に誇る伝統文化、 将棋。 今、 その競技者人口は700万人以上ともいわれている。 遊びとして楽しいだけでなく、 いつの間にか“考える力”の向上につながるのも魅力のひとつ。 一手指すごとに変化する局面をとらえることで思考力や集中力が養われ、 数々の戦法を使いこなすことによって想像力が豊かに。 一対一という少人数ででき、 口ではなく盤上で会話をし、 オンラインで遊ぶことも可能なので、 新型コロナウイルスによる感染拡大を防ぐための新しい生活様式にも適合。

本書はドラえもん、 のび太たちと一緒に将棋のルールが学べる「将棋入門」の決定版。将棋盤選びからプロになるまで順を追って丁寧に解説。 面白いまんがを読み進めるほどに強くなる。監修は、 「序盤のエジソン」の異名をもつ田中寅彦九段。

本書「これから将棋を始める人へ」より

将棋は9×9のコンパクトな盤の中に、 無限の可能性があるゲームです。 何度やっても面白く、 何度やっても判らない。 一番良いところは、 勝ち負けという形で、 成功と失敗を教えてくれる事です。 悪い手を指し、 王様を詰まされると、 自分の失敗を認めて「負けました」と言わなければならない。 本当につらい事なのですが、 そのくやしい経験が成長のためにはとても大事なのです。 みなさんは、 これから大人になる上でいろんな失敗をし、 くやしい思いやつらい思いをします。 しかし、 将棋で負けたくやしさを乗りこえて、 勝利した経験があれば、 スムーズに乗りこえることが出来るでしょう。

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