「家政夫のミタゾノ」リモート映像だけで60分の新作!“ステイホームしなかった”不倫夫の結末とは?

テレビ朝日系では5月29日に、連続ドラマ「家政夫のミタゾノ」(金曜午後11:15。一部地域で放送時間が異なる)で「特別編~今だから、新作つくらせて頂きました~」を放送。史上初の試みとして、出演者同士が顔を合わせない、リモート映像だけで60分の新作が制作された。

ドラマは、松岡昌宏扮(ふん)する、女装した家政夫“ミタゾノさん”こと三田園薫が、派遣された家庭・家族の内情をのぞき見し、そこに巣食う“根深い汚れ”までもスッキリと落としていく痛快“のぞき見”ヒューマンドラマ。今回、三田園がテレワークを駆使してステイホームしなかった男の不倫を暴く。

「むすび家政婦紹介所」の家政夫や家政婦のミーティングも、依頼人と三田園のやりとりもリモートと、すべてが一つの画面の中で進行。また、野菜を長持ちさせる方法や即席お好み焼きソースの作り方など、生活に役立つ恒例の家事テクニックも健在だ。脚本も、この自粛期間に練り上げられ世相が反映された、この時期だからこそ出来上がった新作となっている。

今作について、主人公の三田園は「この度、リモート映像だけで1時間の新作をつくらせていただきました。手探りでの撮影となり史上最大のチャレンジとなりましたが、ソーシャルディスタンスを保ちながら非常にエキサイトさせていただきました。どうぞご自宅でお楽しみくださいませ」とアピールしている。

通常業務ができないながらも営業を再開した「むすび家政婦紹介所」では、特別サービスとして買い物代行や料理の宅配を請け負うことになり、三田園は外出自粛期間にもかかわらず、夫・柴田明彦(音尾琢真)がやむを得ず大阪へ出張中で、家に1人でいる妻・真理子(奥菜恵)のもとへ、料理を作って届けることに。ところが、明彦は、会社の部下・吉野美玖(筧美和子)と不倫中。出張先からビデオ通話アプリで妻と会話をするが、そこは大阪ではなく美玖の部屋だった。明彦の不倫をあっさり見破った三田園。しかし、なぜか家にいるはずだった真理子が姿を消してしまっており、明彦の依頼で三田園は無人の家で真理子を待つことになってしまう。

“掃除”という名目で家の中を探った三田園から「奥さまは失踪したのでは…」と告げられた明彦。「この自粛期間中、夫婦間のトラブルが急増している」と脅かされ、自分に疑いの目が向くことを恐れるが、メッセージアプリの履歴には真理子との不仲を示唆するやりとりや、美玖との不倫の証拠になるようなやりとりが多数残されていた。果たして真理子はどこに消えてしまったのか、自粛期間中に“ステイホームしなかった”明彦の運命と、震撼させるまさかの結末は?

© 株式会社東京ニュース通信社