英政府、プロスポーツの「身体接触」伴う練習の指針を発表

©BBCグローバルニュースジャパン株式会社

イギリス政府は、プロスポーツ選手たちの身体的接触を含む練習に関して、新たなガイドラインを発表した。各競技団体が安全と判断して練習を再開する際に活用するもの。

政府のガイドラインは、身体的接触を含む練習について、2~3人での小規模から始め、その後に4~12人のグループに拡大し、最終的にはチーム全体へと進むよう指導している。

リスクの検討と、選手や指導者、サポートスタッフらと話し合いについては、各競技団体に任せている。

6月に最終「フェーズ3」移行目指す

サッカーのプレミアリーグは27日の会合で、このガイドラインについて協議する。

同リーグの各チームは今月19日、身体的接触を伴わない「フェーズ1」の練習を始めた。

フェーズは全部で3つあり、「フェーズ2」では身体的な接触を含む練習ができる。「フェーズ3」は無観客での試合再開で、6月中にこの段階への移行が見込まれている。

ナイジェル・ハドルストン・スポーツ相は、「この新たなガイダンスは、トップスポーツ選手のために慎重に段階分けされた練習復帰において、最新の段階に関するものだ。けがのリスクを抑え、関係者全員の健康と安全を守ることを目的としている」と述べた。

また、「各競技団体に対しては、適切で十分な配慮のもとで管理された医療体制が整備されているか点検してから前に進むことや、選手や指導者、サポートスタッフが自信をもてるようにすることを明確にしている」とした。

道具の共有は避ける

現在の社会的距離に関する規制は、技術的な練習以外の場で適用される。また、道具の共有はできる限り避けるよう求められる。

主要な団体競技で練習を再開するのはサッカーだけだ。プレミアリーグに続き、イングリッシュ・フットボール・リーグも25日に練習を再開する。

ラグビーのプレミアシップのチームに関しては21日、少なくとも2週間先までは練習を開始しないと発表された。

クリケットは、イングランドとウェールズで最も早くて7月1日まで休止状態が続くとしている。

(英語記事 'Phase two' contact training guidelines published