新型コロナウイルスの感染拡大を巡り、神奈川県は25日、県所管域で新たに80代の男性1人の感染が確認されたと発表した。
県によると、男性は小田原市居住。クラスター（感染者集団）が確認された高台病院（開成町）に勤務し、既に感染が判明している50代の男性介護職の同居家族。無症状という。
一方、24日に明らかにした死亡者について正式に発表した。
亡くなったのは、小田原市居住の80代男性。クラスターが起きた同市立病院（同市久野）に新型コロナとは別の疾患で1日に入院したが、同室患者の感染を受けてPCR検査を実施したところ、12日に陽性が確認された。中等症と診断され、県内の別の医療機関に転院していたが、23日に新型コロナによる肺炎で亡くなった。
