横浜港の「シーバス」運航再開 1カ月ぶり 検温消毒徹底

約1カ月半ぶりに運航を再開した「シーバス」=25日、横浜市中区の山下公園乗船場

 新型コロナウイルス感染拡大で運休していた横浜港の水上バス「シーバス」が25日、約1カ月半ぶりに運航を再開した。初日は乗客は少なかったものの、来月から人出が回復すると見越して態勢を整えた。

 運航するポートサービス(横浜市中区)は、再開に当たり感染防止策を強化。乗船時の検温や消毒の徹底に加え、マスクの着用を求める。担当者は「初夏を迎えたミナトの潮風を浴びて、明日から頑張ろうと思ってもらえるきっかけになれば」と話した。

 シーバスは横浜駅東口の横浜ベイクウォーターと山下公園を結び、みなとみらい21とピア赤レンガの乗船場を経由する便もある。当面は減便して運航する。

 レストラン船「マリーンルージュ」も同日、臨時ダイヤで運航を再開した。予約・問い合わせは、同社予約センタ-電話045(671)7719。

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