「暴力を受けていた」 父親を殺した16歳の少年逮捕 頭刺して殺害、浴槽に遺体

 同居する父親(47)を自宅で殺害したとして、神奈川署は25日、殺人の疑いで、横浜市神奈川区に住む自称高校2年の少年(16)を逮捕した。

 逮捕容疑は、16日ごろ、自宅マンションで、父親の頭などを果物ナイフのようなもので数回刺すなどして殺害した、としている。

 署によると、少年は容疑を認め、「父親から暴力を受けていた」などと供述しており、署は詳しい経緯を調べている。

 少年は父親と2人暮らし。25日午後2時ごろ、県外に住む父親の姉から「弟と連絡が取れない」と近くの交番に連絡があった。

 マンションに駆け付けた署員がエントランスのインターホンを押すと、降りてきた少年が父親を殺害したと説明。水を張った浴槽内で、父親の遺体が見つかった。

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