2020ルーキーファイル(バサジィ大分・バレー) 攻撃の要として期待される中村彩乃

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 今春にバサジィ大分の社会人女子6人制バレーボールチームに入部した国東高校卒業生3人組の1人が中村彩乃。「バレーを続けるか迷っていて、卒業間近に決めた。やるからには本気で打ち込めるチームに入りたかった」と、入部を決めたのは他の2人より遅かったがバレーボール愛は強い。

 

 バサジィを知ったのは中学の頃に県中学選抜チームの一員として対戦した時だ。「明るくて楽しそうだった。いいチームだな」と漠然と思っていた。国東高校に入学し、練習試合で対戦することも多くなると、次第に意識するようになった。そして今、「想像していた通り。みんなバレーが好きで真剣。チームの一員となれたことがうれしい。楽しくバレーができている」と充実感を口にする。

 

オールラウンダーを目指す中村彩乃

 高校の頃は主にライトポジションでプレーした。「大きな選手ではないがジャンプ力があり、高さがある。スパイクをコースに打ち分けることができる。攻撃の要として期待している」とはスタッフの評価だ。中村は「自分にはコレという武器はないがレシーブもスパイクもでき、レフトもセンターもできるオールラウンダーになりたい」と意気込む。

 

 課題はこれまでの新加入の選手の悩みと同じで、中村は「早い攻撃が主体だった高校の時とバレーのスタイルが違う。スパイクを打つまでに時間があるので助走や打ち方も全く違う。慣れるまで大変だけど、生活環境の変化と同じように適応力が必要」と話す。同じポジションの選手は多く、どれだけ早くチームの戦力になれるかが試される。

 

 「大きな大会が冬までないので、焦らずにチームのやり方を理解して自分の良さを出したい」と中村。秘めた思いを胸に新たな場所で、新たなバレーボールスタイルへの挑戦を楽しんでいる。

 

「自分の良さを出したい」と話した

 

(柚野真也)