ネット通販で事業者支援 長崎県が楽天と連携 6月5日テレビ会議説明会

消費回復ネット通販支援事業の説明会参加申し込み用QRコード

 長崎県は楽天と連携し、新型コロナウイルス感染症の影響で売り上げが低迷した事業者に対し、インターネット通販への新規進出を支援する。6月5日のテレビ会議アプリ「Zoom(ズーム)」を使った事業説明会の参加者を募集している。
 県の消費回復ネット通販支援事業は、楽天のインターネット通販「楽天市場」に出店する費用の当初1年分(標準プランで1社30万円程度)を県が負担する。楽天のノウハウ基礎講座受講料も県が拠出。楽天市場内に期間限定の本県特設ページをつくり、割引(3割引き相当)額を県が負担する。
 支援先は審査の上、50事業者に限定(法人、個人は問わない)。このほか、自社独自でネット通販を展開するのは難しいという事業者向けに、既存出店者とのマッチング会も開催する。
 説明会は6月5日午後1時半~3時、感染拡大防止のためズームを利用して開く。県内に本社または主な事業拠点を置く事業者が対象。QRコードから申し込む。締め切りは3日正午まで。定員200人。

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