韓国のピアニスト=イルマがユニバーサルミュージックに移籍&デジタルEPリリース

韓国出身のコンポーザー/ピアニストのイルマが、ユニバーサル ミュージックに移籍し、デジタルEP『Room With A View』をリリースした。

イルマは、英国、パーセル・スクール・オブ・ミュージック、ロンドン大学キングス・カレッジ(サー・ハリソン・バートウィッスルに師事)で音楽教育を受け、世界中で愛される「Kiss The Rain」や「River Flows In You」に代表される、シンプルでメロディアスながらも感情揺さぶられる作曲スタイルで知られているピアニスト兼コンポーザー。

韓国ではみずからのラジオ番組を持つほか、クラブDJ、ジャンルを越えたミュージシャン達とのコラボレーション、K-Pop界の人気バンドへの楽曲提供など、活動は音楽だけにとどまらない。そしてイルマの真骨頂ともいえるソロ・ピアノ曲は世界中の人々に演奏されており、これまで発表された作品は20億回以上ストリーミング再生されている。

今回リリースした『Room With A View』は、 “春”という季節にインスピレーションを得た新曲5曲が収録されたソロ・ピアノ集。

イルマは、今作のリリースにあたり、以下のように語っている。

人間関係から生まれる心象や感傷を語るものが多かった初期の作品に比べ、近年は個人的な視点から曲を書くようになりました。今こそ、ひとりで過ごす時間から生まれる様々な感情を、みなさんと分かち合いたいと願っています。自分にとって落ち着ける、見覚えのある場所で過ごすひとりきりの時間は居心地の良い時間です。しかし、ともすれば怠惰さや、夜のまどろみの中、孤独や後ろ向きの感情を連れてくることもあります

多くの人たちが家で過ごさねばならぬ今、代わり映えない日常の繰り返しに、無力な怠惰さを覚える人もいるでしょう。そんな時は、その空間の中に眠っていた思い出や記憶、あなたを取り巻くささいな音に、目と耳を傾けてみてください。僕の音楽が、あなたのかけがえのない、心を穏やかにしてくれる小さくて大切なものにとっての音楽になるよう、願っています

■リリース情報

EP『Room With A View』

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