【#今こそひとつに】ハマの守護神・山崎が命を守る医療従事者に感謝「救われている」

DeNA・山崎康晃【写真:荒川祐史】

2年連続で最多セーブ投手に輝いた右腕が届ける感謝の気持ち

新型コロナウイルスが世界中で猛威を振るう今、各地では「STAY HOME」の動きが広がっている。一方で、この厳しい状況の中でも医療従事者をはじめ、社会のインフラを支える人々は、見えない敵が迫る最前線に立ち、私たちの日々の暮らしを支えてくれている。こんな状況だからこそ、身近にいる「命を支える人」「生活を支える人」「社会を支える人」に対し、感謝の気持ちを抱いた瞬間があるのではないだろうか。

「Full-Count」では、野球を好きな人が、感謝の気持ちを発信する特別連載【#今こそひとつに】をスタート。リアルな感謝の声をメッセージ動画とともにお届けする。

今回は、横浜DeNAベイスターズが誇る不動の守護神、山崎康晃投手だ。

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DeNAの本拠地・横浜スタジアムではセーブシチュエーションで迎える9回、文字通り、球場が揺れる。守護神・山崎康晃をマウンドに迎える恒例の“儀式”、ヤスアキジャンプが満員のスタンドに沸き起こるからだ。

2014年ドラフト1位で亜細亜大から入団すると、1年目からクローザーに抜擢され、58試合で37セーブを記録。見事、この年の新人王に輝いた。2017年には一時調子を落としたが、これを糧として翌年に大きくバウンスバック。2018年は37セーブ、2019年は30セーブを挙げ、2年連続で最多セーブを記録した。

最速153キロのストレートと落差のあるツーシームを武器に、昨季はNPB史上最年少となる26歳9か月で通算150セーブを達成。侍ジャパンの守護神としても活躍するなど、日本を代表するクローザーに成長している。

明るいキャラクターで人気を博する山崎は、球団公式YouTubeの「突撃ヤスアキマイク」でチームメートの素顔に迫るなど、開幕を待ち望むファンに明るい話題を届けている。そんな山崎が今、感謝の気持ちを伝えたいのが「医療従事者の皆さん」だ。

自然と湧き上がる感謝の気持ち「皆様のおかげで本当に多くの方々が救われている」

新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、最前線で戦う医療従事者に「いつも本当にありがとうございます」とメッセージを送る右腕。幸い、自身はここまで感染することなく、来たるべき開幕に向けて健康な体で自主練習を続けている。

野球選手をはじめアスリートは体が資本。日頃からチームのトレーナーに治療やマッサージなどをしてもらう機会が多いというが、3密を避けなければならない状況となり、改めて「いつも支えられているんだ」と感じたという。

感染リスクがある中でも、人々の健康と命を守るために働く医療従事者には尊敬の念しかない。「皆様のおかげで本当に多くの方々が救われております」と、自然と感謝の気持ちが沸いてくる。

懸命に働く医療従事者の負担を減らすためにも、今はみんなで協力することが大切だ。山崎も「この大変な時期ですが、力を合わせて頑張っていきましょう」と呼びかける。

ハマの守護神から、人々の健康を守る医療従事者の皆さんに、感謝の気持ちを届けます。

○Full-Countでは、特別連載【#今こそひとつに】をスタートさせました。新型コロナウイルスの感染拡大で社会状況が厳しい中、誰もが「命を支える人」「生活を支える人」「社会を支える人」に感謝の気持ちを抱いた瞬間があると思います。医療従事者や社会インフラの維持に尽力する人たちにその思いを届けたい――。人と人との“距離”が遠い今だからこそ、みんなの心をひとつにしたい――。頑張る人たちにエールと感謝の気持ちを届けるため、様々な「声」を発信しています。また、18日に開設した新サイト「HEARTS AS ONE 今こそひとつになろう」では、野球界以外からも寄せられている著名人らのメッセージ動画も多数公開しています。(佐藤直子 / Naoko Sato)

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