新型コロナウイルスの感染拡大を巡り、医療従事者にエールを送ろうと、JR平塚駅南口広場にある噴水の人魚像「海の賛歌」が青色にライトアップされている。
青色は英国で医療を象徴する色で、街のシンボルを青く照らして医療従事者を応援する動きが世界中で広がっている。
「海の賛歌」は平塚市制30年を記念し、1963年に彫刻家の故・澤田政廣さんによって製作された市のシンボル。噴水を管理する同市に市民らからライトアップの要望があり、18日から青色の点灯を始めた。当面、続けるという。点灯は日没後から午後10時まで。
感染患者を受け入れている平塚市民病院にはマスクなどの寄付も相次ぐ。市は「感染リスクと向き合いながら日々、命懸けで奮闘する医療従事者に感謝の気持ちを伝えられたら」と話す。