お笑い芸人・ハライチ、TikTok初のお笑いライブ生配信に大反響!「進化してるから俺たち」

5月25日、お笑いトリオ・ネプチューンらが所属する大手芸能事務所ワタナベエンターテイメント所属の芸人・ハライチの2人が、ショートムービープラットフォーム「TikiTok(ティックトック)」の同社公式TikTokアカウントにて、初のお笑いライブ生配信を行った。

史上初となるTikTok生配信お笑いライブは、“高校生あるある”動画の総再生回数が4億回を超え、フォロワー数70万人以上を突破しているTikTokでも人気のお笑いコンビ・土佐兄弟をMCに迎え、5月25日から31日までの1週間に渡り行われる。

同社所属のハライチ、四千頭身、ロッチ、ハナコ、ネプチューン、平野ノラ、サンシャイン池崎が日替わりで出演。生配信は午後8時より行われ、その第1回となるライブ生配信に出演したハライチの2人は、「今日からだよね?」とまずはトップバッターを務めることができた感謝を述べた。

ハライチ・岩井勇気は生配信について、「お笑い番組でいいんだよね?」「お笑いなの?」とあいかわらずのノリでトークを開始、TikTokで人気のお笑いタレント・おばたのお兄さんの時事ネタを突っ込むなど、ここでしか見られない貴重な毒舌漫才を冒頭から繰り広げた。

生配信の序盤では土佐兄弟からの「TikTokやったり、見たりします?」という質問にハライチ・澤部佑が「芸人仲間のTikTokに入ったり、見たりはする」とコメント。30分という生配信の尺を気にしてか岩井に同様の質問を投げかけず前のめりの姿勢のMCに、「俺はすっ飛ばしたのかい!」と鋭いツッコミが入った。そんな岩井を阻止しようとする澤部に、ファンからは早々に爆笑のコメントが。

生配信の前半では、TikTokで若者に人気のスタンプを使った“ユニコーンフェイス”にハライチの2人が挑戦した。“ユニコーンフェイス”は同スタンプを選択し、口を開けることで顔が次第にユニコーンに変化するという機能で、ユニコーンになった状態で下を向くとハートのサングラスが自動で表示される。最初にトライした澤部は「岩井〜! 助けて〜!!」とユニコーンに変化した様子で笑いを誘った。

TikTokでは、画面真ん中の録画ボタンを押すとショートムービーが録画できるが、岩井は終始その使い方がわからないという悪ノリを見せ、「赤いボタン(録画ボタン)を押して!」「スタンプ押して!」とMCの2人を困らせた。お笑いライブの臨場感たっぷりの“ユニコーン芸”に爆笑のコメントは止まらず、澤部が同機能に再挑戦するも上手く撮影できず、岩井が再挑戦も再度ユニコーンが表示されない空ぶりの“セルフユニコーン芸”となり1万人の視聴者は「最高」「おもろ」「悪ふざけ」と笑いの渦。ワタナベエンターテインメントの公式TikTokアカウントでは、そんな再撮影されたユニコーンフェイスの動画が投稿されているので、是非チェックしていただきたい。

また、生配信の中盤ではハライチがテレビで披露した“ノリボケ漫才”のネタ音声を使いハライチの2人になりきったショートムービー投稿がTikTokで流行っていると紹介。生配信中にノリボケ漫才をし、公式の音源として使うという企画を行うと、「権利とかどうなってんだよ」と持ち前の毒舌キャラが止まらない岩井に澤部も苦笑い、大人だから(企画を)やるという澤部に対し、岩井は「やらない!」のスタンスを取りつつも“〇〇なやーつ”という同ネタを連続で披露した。

TikTokでは「引くほどのガッツ」が流行しているが、生配信では上の句を岩井が、下の句を土佐兄弟が考え、「ひとりでにタップ」「隠れてるキャッツ」「血塗られたキャップ」と新ネタを披露。その後、もう少しネタを見せて欲しいというMCからの要望に澤部が「気持ち切っちゃったから出来ない」といいつつもネタを披露。思うようにアドリブでネタが出てこないと落胆する澤部に、ファンからは「腹いてー」「澤部帰ってきて」「できないのwww」とのコメントが寄せられた。

番組後半では、“〇〇なやーつ”の高校生バージョンで“学校にいそうなやーつ”ネタで岩井と土佐兄弟・土佐有輝がコラボ。5つのネタを披露するものの、似通ったお題を連投する岩井に困惑した様子だった。

最後にMCから初のTikTok生配信に出演した感想を聞かれると、「(TikTokで漫才)始めてみてもいいよね、楽しいよ」と澤部がコメント。岩井はTikTokで流行中の“ノリボケ漫才”から「進化してるから、俺たち」と強気な姿勢を見せた。

“ノリボケ漫才”はTikTokのデュエット機能を活用することでユーザーも参加型で一緒に楽しめる機能で、ダンスや、コメディー、才能を披露するパフォーマンスなどの動画の撮影、交流ができる。これがきっかけとなり“ノリボケ漫才”も再熱しそうだが、新たなネタ投稿で再びTikTokに流行をもたらしてくれることにも期待したいところだ。

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