WRC:ヒュンダイ、8月予定のラリー・フィンランド参戦布陣発表。第2戦以来にブリーン起用

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 WRC世界ラリー選手権を戦うヒュンダイ・モータースポーツは、現状8月6~9日の開催が予定されているラリー・フィンランドへの参戦布陣を発表した。ティエリー・ヌービルとオット・タナク、そしてクレイグ・ブリーンの3名にヒュンダイi20クーペWRCを託す。

 昨シーズンのマニュファクチャラーズチャンピオンに輝いたヒュンダイ。2020年はドライバーズタイトル、コドライバーズタイトルも加えた3冠獲得を狙って大会ごとに起用ドライバーを入れ替える戦略を採っている。

2019年に行われたラリー・フィンランドの様子。大ジャンプが飛び出すのもラリー・フィンランドの魅力

 5月25日時点でシリーズ4戦目として予定されているラリー・フィンランドは、グラベル(未舗装路)主体の大会ながら、路面はフラットで緩やかな高速コーナー主体のコースレイアウトも相まってシリーズトップレベルの最高速、平均速度を記録する大会。その高速バトルから“フィンランド・グランプリ”とも呼ばれる伝統の1戦だ。

 そんなラリー・フィンランドに向けて、ヒュンダイは2020年第1戦モンテカルロを制したヌービルと、2019年のドライバーズチャンピオンでありラリー・フィンランド優勝経験を持つタナクに、アイルランド出身のブリーンを加えた布陣を組むと発表した。

 ブリーンが2020年WRCに参戦するのは2月の第2戦スウェーデン以来2戦目。ラリー・スウェーデンでは総合7位に入っている。また昨年のラリー・フィンランドでも総合7位入賞を果たしている。

 発表を受けて、ブリーンは自身のSNSアカウントに「ふたたびi20クーペWRCを操り、ヒュンダイの一員としてラリーに挑めることをうれしく思う」とのコメントを投稿している。

「ラリーが安全な状況で開催されることが第一だけれど、僕と(コドライバーの)ポール・ネイグルはもう一度マシンに戻ることを心待ちにしているよ」

 新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で3月の第3戦メキシコ以降シリーズ中断を余儀なくされているWRCは、8月のラリー・フィンランドでシリーズ再開を迎える予定。その開催可否については6月初旬にも判断が下される見込みだ。