中国、デジタル人民元を試験運用

深セン、蘇州など5地域で

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北京の中国人民銀行=4月(共同)

 【北京共同】中国人民銀行(中央銀行)の易綱総裁は26日までに、「デジタル人民元」の試験運用を中国の5地域で進めていることを明らかにした。実用化すれば、世界初の法定デジタル通貨となる。開催中の全国人民代表大会(全人代)に合わせて行われた中国メディアによるインタビューでの発言を人民銀が発表した。

 広東省深セン市と江蘇省蘇州市、四川省成都市、北京近郊で建設中の新都市「雄安新区」、2022年北京冬季五輪の会場付近で実施しているという。

 易氏は「システムの安定性や性能を検証している」と述べた。正式な発行時期について「具体的なスケジュールはない」とした。