BCリーグ新球団・神奈川が地元バッティングセンターで野球塾開設 選手が講師に

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BC神奈川がベースボールスクールを開設【画像提供:神奈川フューチャードリームス】

「子供たちにフルスイングできる場を提供したい」

横浜ベイスターズ(現横浜DeNAベイスターズ)OBで首位打者に2度輝いている鈴木尚典氏を監督に迎え、今季から独立リーグのルートインBCリーグに新規参入する神奈川フューチャードリームスが26日、新型コロナウイルスの感染拡大の影響でいまだ公式戦開幕日が決まらない中、地元バッティングセンターで選手たちによるベースボールスクールを開設すると発表した。指導対象には、小、中学生の他、一般の“草野球プレーヤー”も含まれるが、高校の硬・軟式野球部員と大学の硬式野球部員は日本学生野球憲章に抵触するため不可。

鈴木監督の他、元横浜監督の山下大輔氏がGM、元DeNA外野手の荒波翔氏が球団アドバイザー兼コーチ、かつて日本ハムや巨人で活躍した乾真大が投手兼コーチとして名を連ね船出した神奈川だが、思わぬコロナ禍でいまだ球団創設初の公式戦のメドも立っていない。全体練習も自粛中で、選手27人は腕を振るう場がないのが現状だ。

ベースボールスクール担当者は「もともとコロナ禍と関係なく予定していた事業で、基本的に試合のない月曜日に選手が指導に当たります。リーグ開幕は6月中旬以降というだけで、はっきり決まっていませんが、緊急事態宣言が解除され、NPB(日本野球機構)の開幕が6月19日と決まったこのタイミングで発表させていただきました」と説明。「昨今は公園でもなかなか野球ができない環境ですが、バッティングセンターをコミュニティに、野球の裾野を広げ盛り上げたい、子供たちにフルスイングできる場を提供したいと考えています」と語る。

当面、平塚校(バッティングパレス湘南・平塚店)、秦野校(バッティングパレス秦野)、厚木校(本厚木駅前バッティングセンター)、伊勢原校(伊勢原バッティングセンター)の4校で開催。今年度中に7~8校に広げたい考えだ。

基本的に第1・第3月曜開催。秦野校のみ第2・第4月曜にも行い、ここではバッティングセンター内のブルペンで投球指導もできる。

ちなみに、ルートインBCリーグの選手は月給制で、キャンプ期間の3月は10万円、4~9月は40万円が上限という規定があり、その他の月は支払われない。年俸は最大でも250万円というわけだ。神奈川では活動自粛期間中も月給を支払うが、シーズンオフとは違いアルバイトは禁止しているという。(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)