メガヒットした3代目プリウスは150万円の価値アリ!【あのクルマは今】

トヨタ 3代目プリウス

3代目は起爆剤!? ハイブリッドがキチンと市民権を得た時のクルマ

トヨタ 3代目プリウス

簡単に3代目プリウスを振り返り。デビューは2009年の5月で、それまでハイブリッドはそこまで注目されていなかった分野だ。だが、時はガソリン価格が急騰しているうえに、エコが叫ばれ始めていた時期とタイミングも絶妙だった。

ホンダ インサイト(2代目)

加えて、発売直前に当時のライバルであったホンダ 2代目インサイトが破格の189万円で同年2月にデビュー。それに負けじと、当初標準装備を予定としていたナビなどの快適装備を外し、急遽205万円の廉価グレードを生み出したほどの本気っぷり。

3代目プリウス販売推移

2009年の販売実績は27万7485台と堂々の一位を記録。当時のメディアは、自動車媒体のみならずTVなども、こぞって報道した大注目のクルマだった。それほど騒がれたクルマだけに、とにかく売れに売れたのだ。その3代目プリスは一体今いくらの値打ちがあるのか?

ご存知の通り、中古車価格や買取価格は日々刻々と変化する、いわば生き物。本記事で紹介するのは2020年5月25日現在のデータ。あくまで参考程度に考えてほしい。

最高値は150万円也! 売れ線カラーは白と黒

トヨタ 3代目プリウス SツーリングセレクションG’s

3代目プリウス SツーリングセレクションG'sがもっとも高く取引されており、その額は150万円と10年落ちのクルマとしてはかなりのモノ。

トヨタ 3代目プリウス SツーリングセレクションG’s

このグレードは2010年12月に追加された、プリウスのスポーツグレード。トヨタのGAZOO Racingがタイヤやサス、さらにブレーキといった足回りを本気でチューンしたコンプリートモデルだ。

売れ線グレードは約40万円で取引

トヨタ 3代目プリウス

売れ線グレードであったSは、40万円程度で取引されている。走行距離は3万キロ前後の個体のため、それ以上になると10数万円といったところだ。

ちなみに高値で取引されているボディカラーはパールホワイトかブラックである。

人気車種だけに中古市場を見ると、タマ数は約6000台と相当なものだが、走行距離もピンキリ。やはり5万キロ以内が人気で、10万キロ以上の値段は二束三文といったイメージだ。

加えて、モデリスタエアロが付いている車種だとプラス評価になることも。

ご存知の方も多いかと思うが、中古車および買取額とは刻々と値段が変化する、いわば生き物だ。乗り換えや売却を検討している方は、この記事を参考に検討してみてほしい。

プリウスをなるべく高額で売る方法

一括査定サービスを使う

一括査定は、一気に複数の買取社へ見積もり依頼を行うことができるサービスです。一度の情報入力で数多くの買取社へ愛車の見積もりを促すことができる反面、何十件と、かなりの営業電話が掛かってきます。

そのため、どの買取社が一番高く買い取ってくれるかなどの比較・精査に大きな手間が掛かります。

そこでおすすめなのが、MOTA車買取です。

MOTA車買取なら、最大10社に一括査定を依頼できるかつ、営業電話が掛かってくるのはもっとも買取価格の高い2社だけなのです。

そのため営業電話の対応を最小限に抑えつつ、効率的に愛車が「今いくらで売れるのか」を知ることができます。また申込んだら、後日には結果が分かるところも嬉しいポイント。

▼MOTA車買取とは? 概要・口コミをチェック

走行距離が多めの車の査定を少しでも高額にするには

イメージ画像

10万キロ以上走った車でも売ることができるとはいえ、過走行車を少しでも高額査定させるためには日頃からのメンテナンスが重要となってきます。

エンジンのタイミングベルトの交換など、普段から定期的に整備を行っていれば問題ないのですが、あまりにも整備を怠っている車だと、多少査定額にマイナスの影響が出る可能性があります。

しかし、整備費用1回分以上の査定額アップとなるケースは珍しいので、買取価格を上げることだけを目的に、売却前に整備に出すことはおすすめできません。あくまでも、プラスα程度の査定額アップと考えてください。

あわせて読みたい

【筆者:MOTA編集部 木村 剛大】

© 株式会社MOTA