南野拓実はリヴァプールで輝くぞ! 恩師が「痛かったコト」も明かす

今年1月にレッドブルザルツブルクからリヴァプールに移籍した日本代表FW南野拓実。世界最高クラブのなかでまだ存在感は発揮できてないが、かつての恩師は問題はないと太鼓判を押した。

『Liverpool Echo』によれば、ザルツブルクのジェシー・マーシュ監督が南野について語ったという。今でも連絡を取り合っている教え子について、こう述べていたとのこと。

ジェシー・マーシュ(レッドブルザルツブルク監督)

「タキはまだ若いし、適応する必要がある。

彼はサディオ・マネやサラーのように純全たる爆発的選手ではない。フィジカル的資質はあるが、本当にインテリジェントな選手だ。

人々が彼の資質を完全に理解するには時間がかかるかもね、だが、いずれその日は来る。

我々はここでそれを見てきた。戦術理解力、攻撃の瞬間を見つけ出す能力、ゴール周辺での卓越さ、全てに優れている」

「彼はやや大人しいし、最高に外交的な人間でもない。でも、個人としてはトップトップクラスだ。

早くにやってきて、ジムトレーニングをしていた。全ての選手たちと非常に友好的だったし、とても好かれていたよ。

(リヴァプールで)彼はハッピーさ。トレーニングはいいし、選手たちもいい人たちだと話していた。

タキは毎日成長するために出来る限りのことをやるはずさ。

彼には英語を学ぶことについての苦労をかけた。(アメリカ人の)自分はドイツ語をかなり勉強しなければいけなかったからね。今は彼が私の立場になる番さ!

だが、彼は何も与えられないと分かっていても、どんな理由であれ取り組むはずさ。それが彼のメンタリティなのさ!」

ジェシー・マーシュ(レッドブルザルツブルク監督)

「タキのことで痛かったのは、リヴァプールが彼をあまりに安く手に入れてしまったことだ。

でも、これは移籍市場と選手契約のマネージメントの一部でもある」

「サラーやサディオ(・マネ)のポジションでプレーすることは、彼は最も得意としているものではない。彼らは非常に爆発的なトランシジョンの動きをしているからね。

ロベルト・フィルミーノのポジションならうまくやれると思う。

ボールに向かってプレッシングする準備ができつつ、ボールを持ったらビルドアップのために10番の位置に入り、ゴールを奪うためにボックス内に進入する。

フィルミーノはそれが非常に得意だが、タキも上手くやれるものだと思う。

それから、彼は中盤である8番の位置でもプレーできると思う。とてもインテリジェントだからね。

リヴァプールのシステム内なら、フィルミーノか6番の周りのポジションが彼にとっていいだろう」

時間はかかるかもしれないが、間違いなくリヴァプールでもやれると絶賛していたそう。

そんな南野がリヴァプールで逃した最も惜しかった瞬間といえば、これだ(以下動画2分40秒~)。

動画を見たい場合はここをタップ!

何度見ても無念…。

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ここからの大暴れを期待したい。

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